病院からのお知らせ

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TACが満1歳になりました。

 本郷北方の畦道から今の青島街道に移転して、まる1年が過ぎました。交通の利便性によるものか、予想以上のご利用をいただき、感謝の念でいっぱいです。今後も年中無休 (年末年始と社員旅行等を除く) と夜8時まで (木土日祝を除く) の診療を可能な限り継続していきます。
 
 一方で、人手不足や働き方改革の影響などで待ち時間が長くなり、大いに腐心しております。今後も人員の充実とスキルアップに努め、スムーズで確かな診療を心がけます。まだまだ至らぬ点が多々ありますが、どうか末永くご愛顧下さいます様、宜しくお願い致します。
 
 なお大変恐縮ですが、消費増税に伴う仕入れ価格の上昇により、10月1日から血液検査や内服薬、フード代など(レントゲン撮影・注射技術料・手術代などを除く)が、消費増税相当分の値上がりとなります。何卒、御了承ください。
 
2019年10月1日 院長


固定リンク | 2019年10月01日【336】

細菌培養検査について

動物病院では、細菌感染症の治療や感染予防(術後や抗ガン療法時など)に抗生物質を処方する機会が多くあります。

しかし抗生剤はどの細菌にも効果があるというものではなく、細菌の種類によって変更する必要があります。

抗生剤が効かない細菌を「耐性菌」と呼び、中でも複数の抗生剤に耐性をもつ細菌を「多剤耐性菌」と言います。多剤耐性菌の代表が「メチシリン耐性菌(MRSA)」です。1970年代から耐性菌の存在が知られるようになり、今ではそれもかなりの数にのぼり、人医療で問題となっています。実際に当院でも多剤耐性菌が検出された症例もいます。

多剤耐性菌が存在するとすぐに病気になってしまうというものではありません。しかし免疫が弱っている時や乳幼児、高齢者では多剤耐性菌の感染が起こる場合があり、抗生物資が効かないために治療が困難になります。

強い抗生剤=いい抗生剤ではありません。感染している細菌に合った適切な抗生剤の投与が求められています。

広域抗生剤(多くの細菌に効果のある抗生物質)の乱用や抗生剤の多剤投与、抗生剤の長期投与が薬剤耐性菌を生む原因となります。

そこで有効になるのが「細菌培養検査」です。細菌を専用の培地で増やし、細菌の種類を特定します。種類が特定されるとその細菌に有効と思われる抗生剤が効くかどうか「感受性検査」を実施して、どの抗生剤が有効かを判断します。これらの検査結果を元に適切な抗生剤を適切な期間投与することが、病気の早期治癒に繋がるだけではなく多剤耐性菌の発生を抑え、周囲への影響も抑えます。

そこで当院では外耳炎をはじめ膀胱炎皮膚炎膿瘍など()を中心に、細菌感染が認められ抗生剤の投与が必要な症例では積極的に細菌培養検査を実施しています。

この中でも外耳炎は通常よく見る病気です。かつかなりの症例で予防が可能で、罹患しても軽度であれば抗生剤を使用しなくてもイヤークリーナーや耳洗浄(消毒薬の希釈水)で治癒が可能です。耳洗浄は「しつけ」された動物でなければなかなか上手くいきませんが、その気(治してあげようという愛情)になって努力すれば大丈夫です。

詳細は当院獣医師にお尋ねください。


固定リンク | 2019年09月05日【330】

待合室でWi-Fiが使えるようになりました!

待合室で無料Wi-Fiが使えるようになりました。
診察までお待たせしてしまうことがありますが、待ち時間にご活用下さい。
なお、パスワードが必要になりますので、受付にてご確認下さい。

固定リンク | 2019年07月29日【329】

世界小動物獣医師会の「ワクチンガイドライン変更」に伴う当院の対応

世界小動物獣医師会(WSAVA)は、『1歳までに適切なワクチン接種を実施した個体の場合には強固な免疫を数年間維持する』とし、『全ての犬または猫が接種すべきコアワクチン※の追加接種間隔を1年毎ではなく3年もしくはそれ以上間隔をあける』とするガイドラインを発表しています。

当院でも必要に応じて抗体検査を実施するなど、臨機応変な対応を心がけます。
ワクチンスケジュールは、個々の飼育環境やこれまでのワクチン接種歴によってそれぞれ異なりますので、詳しくは当院獣医師へご相談ください。

犬の狂犬病ワクチンにつきましては、従来通り毎年のワクチン接種が必要になりますのでご注意ください。

※猫のコアワクチンには猫ヘルペスウイルス、猫カリシウイルス、猫パルボウイルスの3種類が含まれます。
※犬のコアワクチンには犬ジステンパーウイルス、犬パルボウイルス、犬アデノウイルスの3種類が含まれます。
※現在当院で使用している犬の9種ワクチンに含まれるノンコアワクチンである犬パラインフルエンザウイルスと犬コロナウイルスについては、それらの抗体価持続が1年と短いため、毎年の追加接種が望まれますが、これらに特化したワクチンは現在、販売されていません。
※南九州では風土病ともされるレプトスピラ症の発症がしばしば認められますが、レプトスピラ症に対する抗体価は持続しにくいため今まで通り毎年の予防接種が推奨されています。
※猫については、猫白血病や猫エイズワクチンも絡んでおり、一層複雑化します。



固定リンク | 2019年03月06日【324】

当院推奨のフィラリア予防薬について

2018年からメインとするフィラリア予防薬を「ネクスガード スペクトラ」にしました。「ネクスガード スペクトラ」は、フィラリア予防をはじめ回虫などの消化管線虫の駆除とノミダニの駆除が月一回の経口投与で可能な薬です。このように月一回の投与で多くの重大疾患の病原に対処可能な予防薬は現在、この「ネクスガード スペクトラ」のみです。

2017年までは、フィラリア予防と消化管線虫駆虫は月一回の経口剤・「カルドメック」を、ノミダニの駆除は月一回の皮膚滴下薬・「フロントライン スポット」を勧めてきました。

当院でのこれらの使用薬はどれも先発品であり、いわゆる後発のゾロ品ではありません。当院における「ネクスガード スペクトラ」の全体に占める割合は、2018年のわずか1年で5割を超えました。その結果、ノミダニが寄生して来院する犬の数が格段に減少しています。 

周知のように、犬や猫に寄生するマダニは、人間をときに死に至らしめる「重症熱性血小板減少症候群」(Severe fever with thrombocytopenia syndrome=SFTS)の原因ウイルスを伝搬するベクターです。公衆衛生上も犬猫のマダニ駆除は大きな意義があります。

さらなるフィラリア予防の拡充をめざすとともに、犬猫の健康はもとより飼い主のより安心な生活実現のため、2019年も「ネクスガード スペクトラ」をメインに提供します。

ご不明の点は受付にてご相談のほどお願いいたします。


固定リンク | 2019年03月05日【326】

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