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12月28日(水)・午前10:50〜11:20のMRT放送番組内で当院のCMが流れます。

 12月28日(水)の午前10時50分〜11時20分放送のMRT番組「東大野球部 4番打者〜宮崎西高卒・22歳の挑戦〜」で、当院のCMが流れます。1回15秒の2回ですが、お楽しみ下さい

 小生の高校野球狂を何処の誰兵衛から聞いたかは知らないが、当番組のCMスポンサーを頼みたいと某番組制作会社のスタッフが来訪したのが事の発端である。

固定リンク | 2011年12月24日【130】

2011年・卯年、謹賀新年。

 2011年の新春、明けましておめでとうございます
 
 最近の犬や猫の病気の傾向は、その寿命の延長に伴って、人間と同様に悪性腫瘍(ガン)や腎不全、心臓病などが急増しています。われわれ獣医師にとって、それらはかなり手強い相手であります。癌は、早期に発見し、外科的に切除することで奏効する場合も多々あります。腎臓病も定期的に血液検査を行うことで、明確な症状がでる前にその機能低下を発見し、その後の食餌療法などで悪化・進展を抑制することが可能となっています。心臓病、特に犬の僧帽弁閉鎖不全症についても、聴診や超音波検査などの定期的な検診で早期発見し、投薬を開始することで病態の進行を緩徐にすることができます。
 また、高齢化で最近増えているのが、脳梗塞や脳内出血の脳血管障害です。老齢動物で急に起立不能となったり、意識レベルの低下が起こったり、痙攣や眼振などの神経症状が見られます。この場合も、ステロイド剤やビタミン剤の投与、輸液、栄養の補給などで発症前まで快復する例が少なくありません。実際、文献的にも、犬猫の脳血管障害は人よりも回復・予後が良好であるとされています。年だからと諦めないことが重要です。
 さらに、急激な多発傾向にあるアトピーや食物アレルギー、炎症性腸炎などのアレルギー性疾患もアレルギー(IgE抗体)検査を行って抗原を特定し、その抗原の排除食を与えることで良好な治療効果を得ることが可能となっています。
 その他、歯周病の予防も大切であります。人間でも口腔内を清潔に保つことで、肺炎などの病気を回避できるばかりでなく、食欲が増進し、歩けなかった人が歩行できるようになるのも珍しくないようです。犬猫も定期的な歯石除去を行い、重度の歯槽膿漏の場合には抜歯も必要です。もちろん、年1回のワクチン接種とフィラリア予防、ノミ・ダニの予防も忘れてはなりません。早期の避妊手術や去勢手術も乳腺癌や子宮蓄膿症の予防の点からは、見過ごせない問題です。

 以上、日頃から徒然(つれづれ)に思っていることを綴ってみました。人間の家族同様、ペットも病気の苦痛が分からないくらいまでの「大往生」の天寿を全うしてもらいたいものです。2011年も皆様の御希望、御期待に沿えるべく、スタッフ一同努力・精進する所存です。今年も何卒宜しく御願い申し上げます

 2011年・元旦 院長 田原 秀樹


固定リンク | 2011年01月01日【107】

先週のMCN1宮崎ケーブルテレビ・「宮崎ペット倶楽部#12」のテーマは「多飲・多尿を呈する疾患」でした。

 このテーマは簡単そうでやや複雑な問題です。放送内容の詳細をここに掲載する準備はできていたのですが、不手際で今となりました。申し訳ありませんでした。

 犬や猫の多飲・多尿はよく遭遇する臨床症状の一つであり、多くの疾患と病態が存在する。最近になって解明されたメカニズムも少なくないが、その病態を知ることは治療や管理をする上でも重要と考えられる


●物言わぬ犬猫では日頃の行動等の変化を観察す事が重要である。
●その中でも多尿・多渇・多飲を呈する場合には、生命に関係する重要疾患が多い。
●多くの疾患はまず多尿が起こって、その後に多渇→多飲となる。
●尿量をコントロールするメカニズムは、’△鯒蚕未垢訖嫗,竜’柔残存ネフロン数、抗利尿ホルモン(中枢性・末梢性)、腎臓の尿細管での濃度や浸透圧勾配などによる。
●正常の飲水量は30〜50ml/kg/日が目安で、100ml以上では多尿を疑う。
●多尿症の尿量は50ml/kg以上が目安。

多尿・多渇・多飲を呈する主な疾患とそのメカニズム
/嬋堊:機能性ネフロン数の減少により、残存ネフロンの糸球体濾過率が代償性に増加する。尿細管流量が増加すると再吸収される尿素とナトリウムは減少し、結果的に浸透圧性利尿が起こる。
糖尿病:正常ではほとんど再吸収されるグルコースのような溶質が糸球体濾過液に過剰に存在すると、近位尿細管からの再吸収が阻害される。これにより、異常に増加した濾過液がネフロン遠位の水分再吸収力を圧倒してしまう。
子宮蓄尿症:最も一般的な原因菌であるE. coli のエンドトキシンが、腎尿細管レベルでADH の作用を妨害する。
すCa 血症:血清Ca 濃度の上昇が、腎尿細管レベルでADH の作用を妨害する。
ゴ良堊:BUN の産生障害に続発した腎髄質の高浸透圧性の喪失。その他、低K血症、コルチゾルの代謝障害による。
Εッシング症候群(副腎皮質機能亢進症):続発性の可逆的なADH 欠乏症(中枢性尿崩症)による。
Э宸蛙娜:腎盂の感染や炎症が腎髄質の対向流メカニズムを破壊する。これにより、等張尿、多尿、続発性の多飲、最終的には腎不全が起こる。
低K血症:低K血症は腎尿細管でADH の作用を妨害し、可逆的な腎性尿崩症を引き起こす。
アジソン病(副腎皮質機能低下症):低Na血症は腎髄質の濃度勾配を低下させ、尿濃縮能が失われる。
医原性多尿症:グルココルチコイド、利尿薬、抗痙攣薬など。
閉塞性尿路疾患の回復期:閉塞に続発するBUN の上昇が著しい浸透圧利尿の原因となる。
尿崩症(中枢性・腎性・心因性):ADH の欠乏(中枢性尿崩症)、または腎尿細管細胞がADH 抵抗性(腎性尿崩症)の場合は、ネフロンの近位で産生された低張濾過液がそのまま遠位尿細管と集合管を通過し、大量の低張尿が産生される。

飼い主の日頃の注意点
ー磴て健康時の飲水量を把握しておく。
▲撻奪肇椒肇襪ら継足す形で1日の飲水量をチェックする。
トイレ(排尿)の回数や量、色調、臭い等をチェックする。
し鮃診断や健診を行う。














固定リンク | 2010年12月26日【105】

11月のケーブルテレビ「宮崎ペットクラブ」のテーマは第2週が「子猫を拾ったら」、第4週が「犬猫の生涯出費」です。

 放送は1日に1回、1週間です。時間は日変わりなので「番組表」で確認して下さい。担当のプロデューサーによれば好評だとのことです。

固定リンク | 2010年10月30日【103】

9月25日(土)、26日(日)のケーブルテレビ「スクランブル・宮崎」#25のテーマは「ぶどう膜炎と緑内障」でした。

 放送は25日(土)が午前10時30分、午後2時30分、午後8時30分の3回、26日が午前9時、午後4時、午後9時30分の3回、計6回です。内容は、「症例のご紹介」の「ペット豆知識No.52&54」を参照下さい。

固定リンク | 2010年10月12日【99】

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