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「今週のCT症例」・その11
症例11 10歳 W.コーギー
食欲低下と嘔吐を主訴に来院。エコー検査にて脾臓腫瘤が認められたため、精査のためにCT検査を実施。
CTでは肺にも2ヶ所腫瘤病変が認められ、肺の腫瘤を細胞診した結果、「組織球肉腫」が疑われた。その他、腹腔内のリンパ節も複数腫大していることが確認された。
組織球肉腫は樹状細胞由来の腫瘍で、W.コーギーは好発犬種として知られる。
局所の組織球肉腫では外科的切除と化学療法、播種性の場合には化学療法が治療法になる。本症例は複数病変が認められることから化学療法を選択した。
2019年09月01日【427】
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