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第17回獣医内科学アカデミーに参加しました!

第17回獣医内科学アカデミーが2021年2月19日〜3月21日までオンラインで開催されました。
毎年パシフィコ横浜で3日間開催されていますが、今年は新型コロナウイルス感染症のためオンライン開催となりました。
期間も約1ヶ月間あり、自宅で好きな時間に視聴できるというメリットがあり、例年以上に数多くの講演を視聴することができました。
しかし新型コロナウイルス感染症が落ち着き、今までのように開催される日が早く来るよう、日頃の感染予防対策をしっかりしないとな…と改めて感じました。

固定リンク | 2021年05月18日【452】

「今週の症例」・ その28

症例28 8歳トイプードル
数ヶ月前から持続する片側の外耳炎を治療中。培養検査にて細菌培養は陰性、マラセチア(Malassezia)が認められた。耳道内の洗浄及び投薬を実施するが改善されず。耳を気にする様子が悪化し、耳鏡検査にて鼓膜の腫脹が認められたため、中耳炎の有無を判断するためにCT検査を実施した。CT検査の結果、耳道内の液体貯留は外耳道に限局しており、中耳炎の所見や内耳の異常は認められなかった。また耳道の狭窄など外耳炎の治療を妨げる器質的異常も認められなかった。中耳炎の場合には外科的な鼓室胞切開や洗浄が必要になるが、本症例は外耳炎のみで中耳は正常と分かったため、外耳炎の治療に専念でき、その後外耳炎も良好にコントロールできるようになり、治癒した。

固定リンク | 2021年03月08日【450】

「今週の症例」・ その27

症例27
16歳 ミニチュアダックスフンド
半年ほど前からの鼻出血を主訴に来院。止血剤や抗生剤の対症療法で一時は改善していたが、最近に立って再び出血が認められた。
レントゲン検査にて左鼻腔内の不透過性亢進を認めたため、CT検査を実施。
CT検査では左鼻腔内に腫瘤病変と鼻汁の貯留があり、鼻甲介や鼻中隔の骨の一部溶解を認めた。また、前頭洞内にも液体貯留が認められた。
CT検査初見からは悪性腫瘍が強く疑われた。CT撮影終了後続けて細胞診と組織検査、細菌感染を調べる培養検査を実施した。
培養検査では細菌感染は認められず、細胞診・組織検査でも慢性化膿性鼻炎、一部で異型性のある上皮細胞集塊を認めると判断された。
総合的に鼻腔内腺癌の可能性が高いと判断した。
犬の鼻腔内腺癌には放射線治療が有効である可能性があるが、県内で放射線治療ができる施設がないため実施不可能。犬の鼻腔内腺癌は比較的進行が遅く、本症例は16歳と高齢であるため、外科手術などは行わず対症療法で経過観察となった。


固定リンク | 2021年03月07日【449】

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