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「今週のCT症例」・その34

症例34
9歳 トイプードル。
他院でのエコー検査にて、腹腔内に腫瘤が見つかったということで、CT検査を希望し来院。
当院のエコー検査でも腹腔内に大きな腫瘤を認めたが、その腫瘤がどの臓器から発生しているのか確定できなかったため、CT検査を実施した。
CT検査では、腫瘤は脾臓と接しているものの脾臓からの発生ではなく、その他の腹腔内臓器で唯一、左側の副腎が確認できないため副腎腫瘤と診断した。
腫瘤は大きく、かつ後大静脈との癒着も疑われるため、手術による摘出は極めて困難であると判断した。


固定リンク | 2021年07月07日【458】

「今週のCT症例」・その33

症例33
室内飼育の4歳雑種猫、お腹にしこりが突然できたとの主訴で来院。
触診とレントゲン検査にて右膁部に大きな腫瘤を認める。
精査のためCT検査を実施したところ腹壁ヘルニア(腹壁が破れて間から腹腔内臓器が出てくる病気)と診断され、脂肪組織の脱出が確認された。
手術ではCTの所見通り、腹壁の損傷が見られ、大網(腸を覆うようにあるヒダ状の脂肪組織)が脱出していたため、腹腔内に戻し腹壁を縫合した。
通常、腹壁ヘルニアは交通事故などで見られるが、室内飼育でも激しい衝撃が加わると腹壁ヘルニアになる可能性がある。
腫瘍との鑑別にはCT検査が有用であった。
※本症例はおとなしい性格のため、無麻酔下での術前CT検査の実施が可能であった。


固定リンク | 2021年07月01日【456】

「今週のCT症例」・その31&32 番外編

症例31&32 番外編
今回はCT症例ではありませんが、最近橈尺骨骨折の犬が連続して来院しましたので、皆さんにも注意していただきたいと思い紹介します。

症例31 3歳トイプードル 1.5kg ジャンプをした際に着地に失敗して滑り、その後から前足を痛がるとの主訴で来院。
レントゲン検査の結果、右橈尺骨の骨折と診断。翌日手術を実施しました。この部位の骨折はプレートとスクリューを用いた整復を行います。この症例は1.5mm LCP(Locking Compression Plate)Systemを使用しました。

症例32 8ヶ月イタリアングレーハウンド 4.5kg
レントゲン検査の結果、右橈尺骨の骨折と診断、この症例では2.4mmミニプレートを使用しました。

上記の2犬種のほか、ポメラニアンやチワワ、パピヨン、それらの犬種のミックスなどの小型犬(特に若齢)ではちょっとしたことで骨折してしまいます。ソファーやベットに登らせないなど、日頃からの注意や対策が重要です。


固定リンク | 2021年06月03日【454】

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