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「今週のCT症例」・その23

症例23 M.ダックス 12歳
プラスチック製スプーンを飲み込んだかもしれないとの主訴で来院。飲み込む瞬間は目撃していないが、食事を与える際に使用していたスプーンがないとの主訴で来院。
レントゲン検査ではスプーンのみを撮影するとうっすら確認することはできるが、はっきりしないため無麻酔でCT検査を実施。
検査の結果、胃内にスプーンと思われる陰影を確認できた。画像処理することでより詳細な陰影が確認された。(CTその)
※無麻酔でCT検査を実施しているため体の周囲にタオルが写っています。

固定リンク | 2020年05月08日【444】

「今週のCT症例」・その22

症例22 雑種猫 6歳
体重減少と嘔吐を主訴に来院。以前からワクチン接種時の健康診断にて左側の腎臓萎縮を指摘していた。
血液検査で腎機能の数値が上昇しており、エコー検査にて右側の腎盂および尿管の拡張を認めた。レントゲン検査にて左側の尿管結石は明らかに認められるが、右側の尿管結石の確定診断とその位置の確認のため、無麻酔でのCT検査を実施。CTでは右側の尿管に2ヶ所、左側に1ヶ所の尿管結石を認めた。
左側の尿管結石は以前よりあり、右側の尿管結石が今回の症状の原因となっている可能性が高いと判断された。


固定リンク | 2020年05月07日【443】

犬猫の新型コロナウイルス(Covid-19)感染の最新情報:世界で7事例

4月29日の米国CNNの報道によると、ノースカロライナ州で新型コロナウイルスに感染した家族が飼うパグ犬に陽性反応を認めたという。検出されたウイルスがごく少量で、他の動物や人に感染を拡大する可能性は低いという。他に飼っているもう1頭のパグと猫2頭は陰性であった。陽性のパグ犬は他の3頭のペットに比べ人懐っこく、飼い主との接触が濃厚であったという。当陽性犬は1〜2日間の発咳や食欲不振を呈したが、急を要する異変ではなかったという。米国内での犬の新型コロナウイルス陽性例はこれが初めて。5月7日現在

▼世界中を震撼させているCovid-19ですが、犬猫への感染が成立するのか気にかかります。4月23日、アメリカのCNNが猫2例の感染事例を報じました。この2例は別々の家で飼われており、関連性はありません。
▼武漢でのオーバーシュートに始まり、瞬く間に世界中に拡大したCovid-19ですが、幸い犬猫への感染例は、今まで全世界で6例にとどまっており、重症化した事例もないようです
1例目香港の犬で、新型コロナウイルスに罹患した女性感染者が飼っていたポメラニアンで、複数回の新型コロナウイルス検査で複数回の「弱陽性」反応が出たことから、ヒトから動物への感染例である可能性が高いという。当該犬の感染は低レベル感染で、新型コロナウイルスの症状は全くなし(大学や国際獣疫事務局・OIEの専門家らの一致した見解)。(2020年3月4日の香港当局発表)。
2例目は同じく香港の犬で、30歳の女性が飼っていたシェパード。飼い主の女性が感染したことから、3月18日にこのシェパードも検査したところ、感染が判明。しかし症状は無し。
3例目ベルギーの猫で、一緒に暮らす飼い主に新型コロナウイルスの症状が出始めてから約1週間後に下痢や呼吸困難といった症状が表れるようになり、地元研究者の検査で陽性と確認された・・・・・・と3月27日、AFP通信などが伝えた。
4例目香港の猫で、香港在住の25歳の女性が飼うペット。3月20日に女性の感染が判明し、同30日にこの猫の検査を実施したところ、陽性反応が確認された。この猫に肺炎などの症状は無し。(香港政府発表)。
▼米農務省と疾病対策センター(CDC)は2020年4月22日、ニューヨーク飼い猫2頭(5例目6例目)が新型コロナウイルスに感染したと発表。この2頭はいずれも米国ニューヨークの猫で、2頭とも呼吸器症状を呈していたため検査を受けた。陽性反応が出た猫のうちの1頭は、飼い主の家庭で新型コロナウイルス感染が確認された人はいなかった。当局は、家の外で他人から感染したか、家の中の無症状の人または症状が軽い人から感染した可能性があるとみている。ニューヨーク市内の別の場所で飼われているもう1頭の猫は、猫に症状が出る前に、飼い主が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されていた。しかしこの家にいるもう1匹の猫には感染の兆候は表れていない。検査が陽性であった2頭とも呼吸器症状は軽く、完全回復の見込みという。(以上、2020年4月23日のCNN報道をまとめ)。

CNN報道のソースである米農務省と疾病対策センター(CDC)のCovid-19のペットへの感染に対する見解と飼い主への注意喚起
米国内でペットに新型コロナウイルスの陽性反応が出たのは初めて。
ただ、ペットが米国でウイルスを拡散させる役割を果たしている証拠はないと強調、「コンパニオン動物(伴侶動物)の安全が損なわれるような措置に出ることは正当化できない」とした。
ニューヨークではその他、動物園のライオン1頭とトラ1頭の感染が確認されている。
新型コロナウイルスとペットについてはまだ分からないことも多いものの、飼い主とペットとの接触を控えることや、家の外での動物や人との接触を控えること。
猫はできるだけ屋内で飼い、犬を散歩させる時はリードをつけて、他人や動物から1.8メートル以上離れること。
感染者や感染が疑われる人は、別の家族にペットの面倒を見てもらい、それができない場合、動物の近くでは布で顔を覆い、ペットとかかわる際は前後で必ず手を洗うこと。(以上、同上)。

▼さすがはアメリカですが、もうすでに犬猫はじめ動物のCovid-19のPCR検査を受けつけている検査会社もあります。(:日本からの検査依頼は受け付けていない)。

万が一、飼い主が感染した場合のことを考えて、知人やペットホテルなど預け先を見つけておくことも重要です

以上、2020年4月24日現在の犬猫Covid-19情報でした


固定リンク | 2020年05月06日【442】

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