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「今週のCT症例」・その18

症例18 ウエストハイランドホワイトテリア 15歳 雌
食欲低下と嘔吐を主訴に来院。以前より副腎に腫瘤を認める。異物等の可能性を含めバリウム造影検査を勧めるも、飼い主の都合により実施不可。点滴や制吐薬で対症療法を実施するが改善を認めず、副腎腫瘤精査を含めて無麻酔CT検査を実施。CT検査の結果、小腸内に異物による腸閉塞と認め、同時に副腎腫瘍も確認された。また幽門付近の粘膜不整も認められた。腸切開を実施して異物(果物の種(プラム?)を摘出。(腹部触診は来院の都度、丹念に実施していたが対症療法期間中、十二指腸から小腸へ徐々に移動していたと考えられた)。


固定リンク | 2019年12月10日【434】

「今週のCT症例」・その17

症例17 チワワ 11歳 雌
膀胱腫瘍による排尿困難を主訴に紹介来院。エコー検査で膀胱とは別に腹腔内腫瘤を認める。腫瘤は巨大で由来臓器が不明なためCT検査を実施。僧帽弁閉鎖不全症があり心臓の状態もよくないため無麻酔で実施。CT検査の結果、膀胱近くに認められる腫瘤は子宮体部に発生しており、骨盤腔内をほぼ占拠する形で存在することが分かった。

固定リンク | 2019年12月05日【435】

「今週のCT症例」・その16

症例15 柴犬 9歳
約1ヶ月前から間欠的な嘔吐と食欲不振、元気消失を主訴に来院した。
エコー検査にて左上腹部に腸管と連続する液体貯留を伴う腫瘤を認めた。
CT検査では小腸に腫瘤を認め、周囲の腸間膜に炎症または腫瘍の転移を疑うような所見が見られた。
そこで後日、試験開腹を実施。十二指腸に発生した腫瘤は周囲組織と重度に癒着し、他の小腸にも病変が認められた。
外科的な完全摘出は困難と判断し、一部生検を実施して手術終了とした。
細胞診の結果、「腺癌」と診断された。


固定リンク | 2019年12月01日【432】

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