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「今週のCT症例」・その13

症例13 13歳 雑種猫
9ヶ月前に左乳腺に腫瘤を認めて切除手術を実施。病理検査の結果「乳腺癌」と診断された。6ヶ月前には同部位付近のリンパ節腫大が認められ乳腺癌の転移と診断されたため、リンパ節摘出および拡大切除を実施。
今回は右乳腺に腫瘤が認められ細胞診で乳腺腫瘍の可能性が考えられたため、切除手術を計画し、術前検査としてCT検査を実施。右乳腺およびリンパ節に腫瘍性の画像が認められ切除は可能と思われたが、腹腔内にあるリンパ節の腫大と筋肉内にも転移を疑う病変を認めた。すでに切除できない部位への転移が認められているため、切除手術は中止とした。

※本症例のように腫瘍の摘出手術を実施する際には、CT検査を実施することでレントゲン検査やエコー検査では確認できない小さな転移病変をチェックすることができ、手術適応かどうか判断することができる。また、猫の乳腺癌に対する難渋を改めて知らされた。


固定リンク | 2019年10月15日【430】

FASAVA TOKYO 2019(9月25〜29日)に参加しました

毎年行われている日本臨床獣医学フォーラムが、今年はアジア獣医師会大会(FASAVA)というアジアの学会と合同で東京で開催されました。
国際学会のため、今年は例年以上に多くの講演があり、海外の先生の講演も多数行われました。
また参加している方もアジアを中心に多くの海外の方が参加されていました。

固定リンク | 2019年09月30日【429】

「今週のCT症例」・その12

症例12 12歳 雑種猫
毎日数回の嘔吐を主訴に来院し、嘔吐物に毛玉が認められるため毛球症やその他の疾患を疑い、試験的開腹術を実施。全身麻酔後、術前のCT検査を実施したところ、腹腔内に無数の小さな腫瘤病変と腸管拡張部位遠位端に腫瘤病変を認めた。腸管と小腫瘤の細胞診では「腺癌」と診断され、腸管を原発とした悪性腫瘍が腸間膜や大網、腹壁を含む腹腔全体に播種性に転移していることが判明し、CT所見と著しく合致していた。外科的切除は困難と判断し閉腹とし、その後は対症療法を行った。

固定リンク | 2019年09月19日【428】

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