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「今週のCT症例」・その24

症例24 7歳犬
鼻出血を主訴に来院。
CT検査を実施したところ左の鼻腔内に腫瘤病変を認め、腫瘤は左右の鼻腔の間にある中隔を一部破壊(融解)し反対側(右側)の鼻腔内へ及んでいることが分かった。
生検を実施したところ腺癌の可能性が高いと診断された。


固定リンク | 2020年09月18日【446】

2020年6月1日、改正動物愛護法施行

 動物虐待は、件数もさることながら、その悪質性も増大しています。2019年の動物愛護法違反で摘発した動物虐待は105件に上ったと云います。その中には「にゃんぱく宣言」でも注目される「多頭飼育崩壊」(著しく適正を欠いた密度で飼育することも『虐待』と初めて明記)も含まれています。今回の改正は、虐待の深刻性が増す中、その厳罰化に舵を切ることで虐待に歯止めを掛けようとするものです。主な改正点は以下の通りです。

ペットをみだりに殺傷した場合、「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」(改正前は「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」)→2020年6月1日施行

生後56日(57日齢から販売可能・日本犬は50日齢)を経過しない犬や猫の販売を原則禁止」=「8週齢規制」(改正前は49日齢=50日齢から販売可能)→2021年6月までに施行。

マイクロチップの装着義務化」→2022年6月までに施行

動物虐待に対する獣医師の通報義務」→2020年6月1日施行

イ修梁勝地域猫(適切に管理されている「地域猫」は、所有者不明の猫であるが、自治体は引取りを拒否することができる)、動物取引責任者動物愛護管理センターに関する項目あり。→2020年6月1日施行

(2020年6月2日、日経新聞「社会面」他を参考にまとめました)。


固定リンク | 2020年06月03日【445】

犬猫の新型コロナウイルス(Covid-19)感染の最新情報:世界で7事例

4月29日の米国CNNの報道によると、ノースカロライナ州で新型コロナウイルスに感染した家族が飼うパグ犬に陽性反応を認めたという。検出されたウイルスがごく少量で、他の動物や人に感染を拡大する可能性は低いという。他に飼っているもう1頭のパグと猫2頭は陰性であった。陽性のパグ犬は他の3頭のペットに比べ人懐っこく、飼い主との接触が濃厚であったという。当陽性犬は1〜2日間の発咳や食欲不振を呈したが、急を要する異変ではなかったという。米国内での犬の新型コロナウイルス陽性例はこれが初めて。5月7日現在

▼世界中を震撼させているCovid-19ですが、犬猫への感染が成立するのか気にかかります。4月23日、アメリカのCNNが猫2例の感染事例を報じました。この2例は別々の家で飼われており、関連性はありません。
▼武漢でのオーバーシュートに始まり、瞬く間に世界中に拡大したCovid-19ですが、幸い犬猫への感染例は、今まで全世界で6例にとどまっており、重症化した事例もないようです
1例目香港の犬で、新型コロナウイルスに罹患した女性感染者が飼っていたポメラニアンで、複数回の新型コロナウイルス検査で複数回の「弱陽性」反応が出たことから、ヒトから動物への感染例である可能性が高いという。当該犬の感染は低レベル感染で、新型コロナウイルスの症状は全くなし(大学や国際獣疫事務局・OIEの専門家らの一致した見解)。(2020年3月4日の香港当局発表)。
2例目は同じく香港の犬で、30歳の女性が飼っていたシェパード。飼い主の女性が感染したことから、3月18日にこのシェパードも検査したところ、感染が判明。しかし症状は無し。
3例目ベルギーの猫で、一緒に暮らす飼い主に新型コロナウイルスの症状が出始めてから約1週間後に下痢や呼吸困難といった症状が表れるようになり、地元研究者の検査で陽性と確認された・・・・・・と3月27日、AFP通信などが伝えた。
4例目香港の猫で、香港在住の25歳の女性が飼うペット。3月20日に女性の感染が判明し、同30日にこの猫の検査を実施したところ、陽性反応が確認された。この猫に肺炎などの症状は無し。(香港政府発表)。
▼米農務省と疾病対策センター(CDC)は2020年4月22日、ニューヨーク飼い猫2頭(5例目6例目)が新型コロナウイルスに感染したと発表。この2頭はいずれも米国ニューヨークの猫で、2頭とも呼吸器症状を呈していたため検査を受けた。陽性反応が出た猫のうちの1頭は、飼い主の家庭で新型コロナウイルス感染が確認された人はいなかった。当局は、家の外で他人から感染したか、家の中の無症状の人または症状が軽い人から感染した可能性があるとみている。ニューヨーク市内の別の場所で飼われているもう1頭の猫は、猫に症状が出る前に、飼い主が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されていた。しかしこの家にいるもう1匹の猫には感染の兆候は表れていない。検査が陽性であった2頭とも呼吸器症状は軽く、完全回復の見込みという。(以上、2020年4月23日のCNN報道をまとめ)。

CNN報道のソースである米農務省と疾病対策センター(CDC)のCovid-19のペットへの感染に対する見解と飼い主への注意喚起
米国内でペットに新型コロナウイルスの陽性反応が出たのは初めて。
ただ、ペットが米国でウイルスを拡散させる役割を果たしている証拠はないと強調、「コンパニオン動物(伴侶動物)の安全が損なわれるような措置に出ることは正当化できない」とした。
ニューヨークではその他、動物園のライオン1頭とトラ1頭の感染が確認されている。
新型コロナウイルスとペットについてはまだ分からないことも多いものの、飼い主とペットとの接触を控えることや、家の外での動物や人との接触を控えること。
猫はできるだけ屋内で飼い、犬を散歩させる時はリードをつけて、他人や動物から1.8メートル以上離れること。
感染者や感染が疑われる人は、別の家族にペットの面倒を見てもらい、それができない場合、動物の近くでは布で顔を覆い、ペットとかかわる際は前後で必ず手を洗うこと。(以上、同上)。

▼さすがはアメリカですが、もうすでに犬猫はじめ動物のCovid-19のPCR検査を受けつけている検査会社もあります。(:日本からの検査依頼は受け付けていない)。

万が一、飼い主が感染した場合のことを考えて、知人やペットホテルなど預け先を見つけておくことも重要です

以上、2020年4月24日現在の犬猫Covid-19情報でした


固定リンク | 2020年06月02日【442】

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